2017-02

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クランクアップタワーのワイヤー交換

18年前に建搭した24mタイプの愛知タワーだが、これまで一度もワイヤー交換をしていない。
さすがに、最下段の一番加重がかかるワイヤーの一部に素線切れが認められるようになってきた。
僕は毎月始めにウインチとガイドローラー、プーリーに給油を行い、ついでに点検を行っている。まあ、ちょっとやり過ぎの感もあるが安全を考えるとやりすぎと言うこともない。
それから、アンテナは自作CQを使っているが、実際の運用ではせいぜい15mもクランクアップすれば実用面で満足していることもあり、フルアップするのは年間を通しても数回あるかないか。
そんなこともあり、素線切れは最下段(2段目)のウインチ側5m程度の範囲だけで、それ以外は3段目から4段目(これらはダブルワイヤー)も含めて未だ素線切れが認められない。

愛知タワーの規定では10cmの間に10箇所の素線切れがあるときは交換となっている。
僕のタワーのは3~4箇所程度か。
愛知タワーの社長にワイヤーの写真を送って見てもらうと、この状態なら向こう10年は問題ないとのことだが、すでに18年を経過していることも考え、精神安定剤としてやはり交換することにした。(ただし最下段のワイヤーのみ)

以前、水害でプーリー部分まで水没した時、やはり精神安定剤の代わりに最下段のプーリーを一人で交換したことがあるので、作業自体は無理すれば一人でも可能と考えたが結局、友達1人に手助けを頼んで2人で行った。
とは言っても、一人で出来る範囲は一人でやっておきたいので、ワイヤーの取り外しは一人で行った。
新しいワーやーの張替えと巻き取り(この作業はやはり2人は必要)を助っ人に助けてもらう。

作業自体はいたって簡単だが、一番大切なことはタワーをクランクダウンしてワイヤーを緩ませた時、下降した2段目以降のユニットとマストやアンテナの重量に耐えられる対策を行うこと。 これがまずいと大変なことになりかねない。
僕の場合は愛知タワーの社長のアドバイスで、1辺10cmの角材を2本、2段目のユニット下に差し込んだ。(僕は安全のためさらに1本追加し、合計3本で確実な安全を期した。)

次に大切なことは、ワイヤーを巻き上げるとき、一人はウインチの上1mくらいのところからワイヤーを引っ張りながら巻き上げること。 そしてもう一人は昇降スイッチに指を置きながら、ワイヤーが巻き乱れないよう、もう片手にプラスチックハンマーを持って、ワイヤーに隙間が出来たらワイヤーを横にたたいて隙間をなくすこと。
それから、ドラムには十分なモリブデン入りのグリスを塗布しておく。

最後に、木材を取り除き、最下降させた時ドラムに開いたワイヤー留め穴が真下を向いているか確認する。
これが上を向いていると雨が穴からドラムに入ってしまう。
位置がずれていればリミットスイッチのねじを緩めて、この穴が真下の位置でとまるようスイッチの位置を調節する。
なお、愛知のリミットスイッチは最下段と最上段にそれぞれ2個ずつついている。 これは万一、リミットスイッチが故障しても、もう一個のスイッチでタワーが止まるようにするためだ。

作業としては40分も掛からなかった程度か。
書かなかったが、実際の作業ではロープを使うことで、タワーの中に手や腕をほとんど入れることなく作業を進めた。 これは、万一の事故があっても人体に危害が及ばない様にするため。
それにしても、愛知タワーのメンテナンスは驚くほど簡単に出来る工夫が多くされていることに驚く。
実際、その気になればプーリー交換からワイヤー交換まで一人でも安全に出来ることだ。(お勧めはしませんが)
ただし、作業は自己責任で。
この記事を参考に作業して万一事故があっても一切に責任は負いません(当たり前ですが)

角材をはさむ様子
1422771212840.jpg
巻き変えたワイヤー
1422771198861.jpg
ワイヤーを留めてある部分
1422771178684.jpg



FT-736の修理

144と430で使用していたFT-736の430での送受信時にノイズが載るようになった。
無信号時は問題ないが送受信の信号にバサバサとノイズが入り使い物にならない。
また、BUSYランプも点灯しない。
僕はHFがメインなので、このリグを使うのは消防無線を聞くときかローカルとの連絡のときだけ。
ローカルラグチューは50MHzを使うので、このリグを使う機会はそれほど多くは無いのだが、やはり使えないのは困る。

症状は430でのみ発生しているので怪しいのは430のRFユニットだろう。
上蓋を外してからコネクター類、アース線の半田、PAユニットを外してからRF基板のねじを外して基板を裏返す。
RFユニット

まずは半田クラックの有無を虫眼鏡を使って目視するが問題ない。
念のため部品を指で揺すって点検後、怪しそうなポイントを再半田する。

次にVCOの蓋を開けて中を点検するが、蓋をとめているビスにはロックタイトが塗布されているのでドライバーはぴったりのサイズのものを使わないとねじ穴を潰す恐れがある。
さて、中を見るとケミコンが腐食している・・・・・なんと分かりやすい。
修理前

手持ちのケミコンを調べるとどんぴしゃのがある(耐温度が高いので問題なし)。
ケミコンとコイルに塗りつけられているボンドを剥がしてケミコンを交換。
ついでに酸化?している部分をピカールで磨いておく。
修理後と交換したケミコン

元通りに組み立ててテストしてみると問題なく作動する。
分解ついでに調整といいたいところだが・・・・これはやめとこう。

古いリグを使っているとどうしても故障とお付き合いしなければならないね。
上級資格を持っているとはいえ、電気に詳しいわけではないがこれまでも出来る限りのことは自分で修理してきた。
アンテナはほとんど自作なので万一の時でもなんとでもなるし、どこが悪くなるかの想定も出来る。
ところが、リグについては今回のように簡単に原因が見つかる故障がこれまで多かったので助かってはいるが、徐々にでも技術とスキルをあげておかなければ、どんどん年齢が増すリグたちの修理が出来なくなるな。

ヘッドライト

母が骨折して入院していることもあり、ここ2ヶ月程は毎晩14Km程離れた病院を行き来している。
運転するのは暗くなってからだから当然ヘッドライトを点けて運転する。

以前はそれほど感じなかったが、片側のヘッドライトが切れたまま走っている車をよく見かける。
ほぼ毎日、病院を往復する間だけで少なくとも1台はそんな車とすれ違う。
2台3台は当たり前で、多い日だと5台もすれ違ったことがある。
田舎の国道だから都市圏のような混みようでもないことを考えると、これはすごい確率だろう。

狭い地域での現象なので、これが全国でも同じくらいの確率でそうだとは思わない。
実際、先日は京都に行って来たがそのような車は見かけなかった・・・・と、なんと、淡路島に帰って洲本のインターを降りた途端に1台、運転席側のライトが切れた車とすれ違う。

いくら何でもヘッドライトが切れれば分かると思うのだが、中には何度か見かけてもやはり切れたまま走っている車もある。不注意で気づかないのか、それとも分かっていて交換するのが面倒なのか?
最近は何でも中国製が多いので、品質が低下したからなのか?・・・失礼

何れにせよ、国産車で運転席側のヘッドライト切れは特に危険であることを認識して欲しい。
左ハンドル車なら助手席側、つまり道路の中央寄りのライトが切れたままの夜間走行は危険。
なぜって、単車が走ってきたのと勘違いする場合があるから。
特にコーナーを抜ける時などで、その車が万一センター寄りで走ってきた場合なんか、単車が普通にコーナーを抜けてきたと対向車の運転手が勘違いした場合、正面衝突の危険性がある。
つまり、対向車の運転手はライトが消えている側に車体があるとは想像しないことを考えておく必要がある。

僕は車のグローブボックスにガムテープを常備している。
色んな場面で便利だからだが、万一ヘッドライトのロービームが切れた場合で、ハイビームが使える場合は両側のヘッドライトのレンズ上部にガムテープを張ってハイビームで取り敢えず走行する。(予備のバルブは一応1セット常に載せてはいるが)

ライトの状態は色んな状況で確認できる。
たとえば、信号などで停車したときなど、前後に止まった車に反射する自車のライトの灯りでヘッドライトやスモールライト、ストップランプなどの点灯確認が出来る。
僕は夜間の信号停止時や、雨の時、建物の壁やガラス、何でも利用して無意識にこれらを確認している。
そこまでやれとは言わないものの、ヘッドライトが切れてもし気付かないドライバーがいたとしたら、恐らく運転中の注意力、観察力は相当低いと思われるのでご自分の運転についてよく見直した方が良いと思う。



英国bhi社製Noise Awayの紹介

長らく使ってきたTS-940SからMarkⅤ FT-1000MPに換えて愕然とした事がある。
音質への不満はとにかく、煩くてザワザワしている・・・・ぼくにとっては。 開局以来使ってきたTS-520Vとは比較しようもない。

確かに混信除去機能などの進化は認めるにしても、SNに付いては???
IPOやEDSPは付いていても、これを使うと信号強度も低下するし了解度も頂けない。 正直言って以前使ったことのあるFT-1021の方が遙かに良い。
何とかこれを改善できないかと物色していた所、海外のサイトでbhiというイギリスのメーカーでNOISE AWAYと言う製品の存在を知った。
使用リポートの紹介
YouTubeでの運用中の動画
パルス性ノイズなどに対応する物ではないが、リグとスピーカーやヘッドフォンの間に入れてDSPでノイズを除去する製品らしい。 元の信号を傷つけることなく、ノイズを除去するとのうたい文句で、Sが0から1レベルの信号でも目的信号を消すことなくノイズを除去してくれると言う。

YouTubeでNoise Awayと打ち込んで検索してみると幾つかの動画が見つかった。
上記リンク先の画像を見る限り効果は相当期待出来そうだ。 
早速、メーカーサイトに飛んで発注する。
翌日には、メールで発送案内とRoyal Mailの追跡番号が送られてきた。
待つこと5日で品物を受け取ることが出来た。

この製品はDC12~18Vで300mAの電源供給が必要だ。
FT-1000MPには13.8Vの端子があるのでここからの電源供給を考えていたが、取説を読んでみると最大電流値は200mA。 仕方ないので手持ちのACアダプターで12Vで500mAの物を使って電源供給する。

早速、効果の程を確かめるため7MHzで信号強度の低い信号をとらえて見る。
ノイズの中にようやく了解出来る程度のSSB信号を見つけ、Noise Awayのスイッチを入れる。 ノイズ除去レベルは8段階あり、最大で35dbとなっている。

DSPスイッチを押して行くと・・・・・それまでのザーと言う強力なノイズがサーと僅かに聞こえる程度のレベルに一気に低下する。 それでいて、肝心の目的信号はちゃんと了解出来るではないか。 FT-1000MPのIPOとEDSPも試してみたが効果はNoise Awayとは比較にならない。

この製品はAFラインに挿入するので、ノイズが除去されたからと言ってSメーターに変化が出るわけではないが、聴覚上これは一目瞭然だった。
リグを複数持っている場合、ピンジャックの差し替えだけで簡単にほかのリグでも使える。 オプションで最大6系統まで切り換えできる切換器も有るようだが、これは必要に応じて自作出来る。

bhiではスピーカーと一体化されたものや、もう少し高級なモデルも出ているので興味の有る方は一度ご覧下さい。 なお、bhiのサイトに表示されているのは英国ポンド表示です。
2013年4月時点での購入価格は日本円で¥19,000(送料込み)でした。

Noise Away2    Noise Away1

南あわじを震源とする地震

4月13日早朝の地震は、あの阪神大震災の記憶を呼び覚ます大きな揺れだった。
土曜の朝、うとうとしていたら突然ガタガタ揺れだして、やっぱりあの時の記憶が頭をよぎった。
幸い、揺れの時間は20秒ほどで済んだので良かったが、それでも被害は小さくはなかった。

我が家は田圃の上に1.5m程盛り土をした土地に建っている上、ここ洲本市の市街地は三角州で地盤が弱い。
べた基礎の上に重鉄骨構造だがまあよく揺れた。
ALCの外壁(ビル規格用?の10cm厚)にひびや裂け目が入り、風呂のタイルは角部分は見事に割れていて、目地が飛んでしまい隅の部分はぽっかり口を開けている。棚からも少なからずCDや本が滑り落ちている。
2階のピアノは20cmほど動いていたが、幸いオーディオ機器や無線機器は地震対策をしてあったので問題なし。一階の食器棚の食器類も全て無事だった。
3階のタンスや本立ては突っ張り棒のおかげで全く被害無し・・・・とは言え、4本の突っ張り棒の内3本が外れてしまっていた。

地震保険には入っているのでと思っていたら、我が家の場合で150万円相当以上の被害が無ければ保険金はびた一文も出ない事が分かって唖然とした・・・・何のための地震保険やねん。
ただ、建築関係の親戚や友人が多いので助かっている。
それより何より最大の被害は、93歳になる母が倒れた時に大腿骨を折り緊急入院。
3時間の手術の後、3ヶ月の入院となった。
そんなこともあり、毎日病院通いである。

それにしても、15年前に本家を建て替えて以来、阪神淡路大地震(これは被害がなかったが)、台風23号の床上浸水、そして今回の地震と都合3回の被害を受けた。
なんちゅう国にすんでんねん・・・・と言うのが偽らざる感想。
地震も台風も水害も無く穏やかな日々を送れたロンドンが懐かしくなってくる。

じつは、この地震の2ヶ月ほど前から中波放送が良く入ってくるようになっていた。
就寝前、安物のトランジスタラジオで深夜放送を聴きながらベッドに入っているのだけれど、近くにあるガスタンクの影響でか結構ノイズ混じりで放送が入ってくる。 ところが2月頃からノイズなしでとってもクリアに放送が入って来ていたのだ。 われわれアマチュアハムでいうところの59++の信号。

阪神淡路の時は震災の数ヶ月前から50MHzの近距離通信に異常が見られた。
つまり、同じ島内の仲間とは普段なら信号強度で6位(信号の強さを1~9として)でしか通信できないのだが、当時59+で交信できていたのだ。 そして数ヶ月が過ぎた頃にあの大地震である。
そんなこともあって、会社のハム仲間に2~3ヶ月くらい先にまた大きな地震が来るかも知れないと話していたが、まさか本当に来るとは思わなかった。
もっとも、中波は50MHzとは電波の伝搬が違うので、先の地震の時と同じとは言えない。
つまり、たまたま偶然だったのかも知れない。
ただ、地震の後はラジオで聴く信号は以前と同じでノイズ混じりの状況に戻っている。

今回の地震は津波の心配が無い直下型だから良かったものの、海洋型が来た場合どうするのか?
ここ洲本は内海に面しているので、太平洋に面した地域ほどの大津波の想定はないものの、想定外はつきものなのでいくらハザードマップで心配ないとは言え、僕は信じていない。
特に我が家のように身障者で高齢の両親がいる場合・・・・・我が家とおなじような決断に迫られるケースが至るところで起こると思う。一応、覚悟だけはしているのだが・・・・・

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