2017-09

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アンテナ基台を使ったリグの取り付け

 長年乗っていたエスティマ(ルシーダ)からオデッセイ(RB1)に乗り換えて困ったことが2つ。

 一つはアンテナの取り付けで、以前のようにハッチバックに取り付けるにも、リアハッチのグラスエリアが大きくて基台を取り付けるスペースがない・・・・といってマグネット基台は使いたくない。
 まあ、これはルーフキャリアー取り付け用のボルトに高ナットを取り付け、これにルーフ基台を取り付けることで簡単に解決できた。さらに、このメリットとして、ボルトは車体に溶接されていることもありしっかりしたアースが確保できるため50MHzでも簡単にSWRが取説のデータに落ちる。

 もう一つはリグの取り付け場所。
リグを一体状態でHDの下に取り付けることも出来るが、これでは操作性が良くないので、今回はコントロールユニットと本体をセパレートとし、本体はセンターコンソールの下に、コントロールユニットはルシーダで使っていた基台を使って小物入れ(灰皿)に取り付けることにした。 簡単なことで、トランクやハッチに取り付ける要領で基台を小物入れの蓋に差し込んで固定する。 これにセパレートキットを使ってコントロール部を取り付けて使いやすいように角度を設定すれば問題ない。 接続ケーブルは小物入れの灰皿を取り出し、小物入れの底に穴を開けてコンソール内を経由して本体へ。
 ※この小物入れは灰皿と二重構造になっているので、リグを付けないなら灰皿を戻せば小物入れに開けた穴は塞がる。
 本体については、RB1のセンターコンソールはレバー一つで折りたためるようになっており、本体へのアプローチはこのレバーを引いてコンソールを下に倒すだけ。 従って、取り付けもメンテナンスも非常に簡単に出来る。 
 ただし、本体をコンソールの下にセットした場合、放熱の関係でヒートシンクを上向きに取り付けるのでSPは下向きになる。
これでは信号を聞き取りにくいので手持ちのSPをHDの下にネジ留めした。

 この方法の場合、小物入れ(灰皿)に穴を開ける必要が無い事と、アンテナ基台の特性を自在に行かせるのでリグコントロール部を簡単に自由な向きに調整できるメリットがある。 しかも、しっかり固定できるので操作性も抜群です。 

DSC_1720.jpg  DSC_1717.jpg  DSC_0585.jpg
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MFJ-259のバッテリーパック改善とレセクタプル交換

20年近く愛用してきたMFJ-259だが、ビニール製のバッテリーケースがどうにも貧弱で、経年変化により変形してしまい接触不良が発生する。もともと付いていたものは話にならないので、この製品を購入後1年で違うものに交換はしていたものの、ホームセンターで購入した代品も同じ材質だったため大した改善にはならなかった。
そこで、今回はプラスチック製のBOX(SBH-341-AS×2個)を秋月電子から購入してみた。
1個¥110だから送料の方が大きくなってしまうが、そこは地方住まいの不便さだな。

交換方法は簡単で;
1. MFJ-259の裏蓋を外し、4箇所についているバッテリーケースを留めているホルダーを取り外す。
2. 2個のバッテリースナップを電源コードから切り離す。
3. バッテリーーケースのリード線と本体からのリード線を接続。
4. バッテリーケースに両面テープをつけてMFJ-259の裏蓋に固定。
以上で完了だが、SBH-341-ASのサイズがぴったりで見事に収まり、しっかりしたものだ。
難点は、バッテリー交換の際は一度ケースを裏蓋から外す必要があり、つど両面テープを張り替える必要がありそうだ。

MFJ-259作業完了

ついでに、同軸接続用のレセクタプルも交換した。
芯線のくわえ部分が広がってしまい、接触不良の症状が出ることがあったのでこの際、手持ちの新品と交換しておくことにする。
これも作業自体は簡単だけれど、基板を本体から外すとき注意しながら作業しないとパターンを破損する可能性も考えられるので、心配がある場合はやらない方が良いかの知れない。

ひとつ注意点を書くと、基板を外す際はメーターユニットごと外すようにする。
ユーターユニットはケース外側の4本のネジ(メーターの四方にある)を外しておけばOK。
組み上げるときは、基板とメーターユニットのコネクターがちゃんと接続されていることを確認のこと。(右下写真)

MFJ-259コネクター取外状態    MFJ-259基板取り外し

以上で快適に使えるようになった。
アンテナの調整に重宝するこのアナライザー、高価なものだけにまだまだ活躍してもらう必要があるね。

AT-230 アンテナチューナーの校正

東京に住んでいた頃のローカルから、トリオ(現ケンウッド)のアンテナチューナー(AT-230)とリーダーの終端型電力計を頂いた。
棚に飾っておいても意味がないので、サブとして使っているTS-820SやTS-520Vと繋いで使うことにした。
ただ、古い製品なので念のため校正をする必要がある。
さっそく、ネットで検索してチューナーの英語版サービスマニュアルをDL。
以下、簡単にその方法を書いてみよう。
※当然のことですが、もしこの記事を参考に校正される場合は自己責任でお願いします。
  いかなる結果に対しても一切の責任を負いません。
AT-230校正

まずはAT-230の上蓋を外しておく。

1. 接続
  AT-230とリグ、終端型電力計を接続する。
  終端型電力計がなければSWR計を経由してダミーロードでも良い。
2. AT-230設定
  ANT SW:DUMMY
  BAND SW:14
  200W/20W SW:200
  FWD/REF SW:FWD
  POWER/SWR SW:POWER
  CAL/SWR SW:SWR
3. リグ設定
  周波数:14.175MHz
  モード;CW
  出力:終端型電力計で100Wにセット

4. リグから100Wで送信し、AT-230のメーター指針が100Wを指すようVR2で調整。
AT-230図  AT-230内部
  
5. リグの送信出力を10Wに絞り、AT-230の200W/20W SWを20Wに切り替えて送信。
  AT-230のメーター指針が10Wを指すようVR3を調整。
6. リグからの同軸をAT-230のDUMMYに、電力計からの同軸をAT-230のINPUTに繋ぎ換える。
7. リグの出力を100Wにセットしなおし、AT-230のFWD/REF SWをREFにセット。
8. 送信し、AT-230の指針が100Wを指すようVR1を調整。

肝心の終端型電力計が狂っていたり誤差があれば意味がないが、まあ実用上の問題はないでしょう。

マイクロバートアンテナのラジアル改造

 アンテナを製作してすぐに台風の影響による大雨が降った。
この雨の影響なのか、同調点が低いほうにずれてしまった。 雨の影響なら天気が回復すればいずれ元に戻るだろうけれど、あまり気持ちのいいものではない。 TA-334を使っていた頃は、トラップに雨が入るためか、このような症状には慣れていたが、CQだとこんなことに悩まされたことが無い。
IV線のラジアルでは、調整しようと思えばコネクターでも使ってラジアルを長くするか、ラジアルの張り方を変えるしかない。
 そこで、廃材のアルミパイプを使ってIV線の先端部分長を自在に変えることが出来るようにしてみた。
簡単なことで、IV線を切って、その部分にアルミパイプ(要はエレメント)を繋ぐだけ。 ラジアルは2階のベランダに上げたMVのチョークコイルから地面に向けて下ろし、塀に沿わせてあるが、その先端部分に調整用エレメントを取り付ける。 これで、同調点が変化しても簡単に調整が出来る。
 天気のときと雨のときの調整位置にマジックでマーキングしておく。
ラジエーターの調整はトライドンバンド(SUS製ホースバンド)を使っているが、実際にはラジエーターの調整は一切しない。 ラジアルで調整するので、エレメントの固定はネジで出来るようにした。
 
 結果は上々で、天候による同調点の修正だけでなく、運用したい周波数にピンポイントで同調点(SWR 1.0)を合わせられるので快適である。ラジアル


7MHzマイクロバートアンテナの製作とDXing

 東京に住んでいた頃はTA-334(ナガラのトライバンド)+TS-520Vを使っていたが、こちら(淡路島)に帰ってからは自作の2エレCQ(14・21・28MHz)になって,7MHzはワッチ専門の状態が続いていた。まあ、東京時代、7MHzにアクティブだったかと言えばそうでもなく、ロータリーDPに正真正銘の10W(こんなことを書かなければいけない無線界の状況って何?)では国内QSO ですら苦労した。逆に3エレの21と28ではDXが存分に楽しめ、6年弱の運用期間で286カントリーをCFMした・・・・ただ、CQDXを出して応答された経験は殆ど無く、こちらから呼ぶのが普通だった。
 我が家は細長い町家で母屋が3階で裏に2階がある。
そんなこともありワイヤーアンテナは無理で、7MHzのアンテナとなると垂直系しか考えられない。
スーパーラドの実験を50MHzで行い、結構期待は出来そうだったが再現性と設置方法で後ずさり。
何かいいアンテナは無いかと思ってネット検索をしていたところ、マイクロバートアンテナの製作サイトに出会った。
 幸い、TA-334の残骸が残っており、このアンテナのラジエーターはすぐに用意できるし、エンビ管やエナメル線もある。無いのはチョークコイルで使うトロイダルコアとこれを入れるケースくらい。早速、ネットでコアを買い、ケースはホームセンターでゲット。コイルのインダクタンス測定のため、ネットでLCFメーターも購入したが、送料込みで¥3,000以内と・・・・使えるのか?
LCFメーター

 
製作
 通常、このアンテナは同軸をラジアルとして使うようだが、僕はラジアル分離型で製作することにした。条件は以下でカリキュレーターに入力して設計図が完成。
ラジエーター長:2m
コイルボビン径:32mm
コイル:エナメル線 2mm
 ただ、このカリキュレーターはコイル径が1.1mmに設定されているので、コイルの巻き数についてはLCFメーターでインダクタンスを実測して決めたが、実際にこの安物メーターを信じて製作したところ、実用上全く問題ないことが分かった。
 アンテナの構造や製作方法はネットを検索すればすぐに見つかるので割愛するが、製作から調整まで1日で完了。
念のため、アルミパイプのラジエーター部分は34年も前に使っていたアンテナの残骸なので、ペーパーで磨き、接続部分はナガラの電導グリス、パイプ表面はテナコートを塗布した。チョークコイルのケースの蓋はコーキングで防水処理し、ラジアル(IV線)はコネクターで簡単に脱着可能にした。

調整
 作ったアンテナを2階ベランダからパイプ(TA-334のブームにガス管を補強として追加したもの)で上げ、地上高は約7m。
なんと、母屋の3階の屋根より低いが・・・・・・アナライザーでSWRを計測すると6.9MHzで1.0。
 ラジエーターでの調整も簡単に出来るが、すでにマストに設置しているのでラジアルを切って調整することに。
ラジアルはマストと平行にならないよう地上に垂らし、残りは塀に沿わせてある。少しずつ切ってはアナライザーでSWRを確認して最終的には7.06MHzで1.0、50Ωで、7.2MHzまでSWR1.5以内に収まっている。

テスト運用
 町内会の行事で集まった近所の人に口頭で、新しいバンドを運用するので万一、何らかの電波障害を確認したら連絡をくれるようお願いはしたものの、まだ調査票は配ってないので本格運用は出来ない。 

 丁度2015年、IARU HF CHANMPIONSHIPがあったので、テスト的にコールしてみた。
SSB 57~9で入感している下記4局をコール。
HS0AC      タイ
VR2XMT    香港
NX6T       USA   サフィックスの確認に時間を要したものの無事ゲット
9M4CC     西マレーシア
 すべて1発コールでプリフィックスを取ってくれ、無事コンテストナンバーの交換も終了・・・・て、こんなアンテナで飛んだ。
14MHz以上のバンドでは随分しょぼいアンテナ+10WでもDXを結構楽しんだが、ここは7MHz・・・・100Wとは言え意外だった。

2015年9月5日 A;LL ASIA
 こちらもちょっと冷やかしとテストのつもりで呼んでみたもの。
コンテストとはいえ、どれも一発コールでとってもらえた。
 N6RO       USA
 DU1JM      フィリピン
 RT0F        アジア圏ロシア
 LU2FCB     アルゼンチン
 KH7CW     ハワイ
 AH0BT      マリアナ諸島

アンテナ1    アンテナ2   アンテナ3

印象
 非常に再現性のいいアンテナだと思う。
設計どおりの結果がほぼ得られ、日曜の午前に製作を始めて夕方には調整も終了。
いろいろワッチしてみたが、CQでいつも聞いているより耳がいいし(バンド違いだから当たり前か)、コンテストとは言えテスト運用でDXを意外と簡単にゲットできた(TS-820V 100W改ベアフットで運用)。
さらに北米にも飛んでることが確認できた。
 タワートップに上がっている自作の50MHz GPと交換すれば結構使える気はするが・・・・・・
ただ、TA-334のアルミパイプは分厚いので、耐久性はいいがトップヘビーになっている。たった2mならホームセンターの薄いパイプを使えばもっと軽く作れるはず。台風のことを考えると、そのほうがいいのか。

 大きなアンテナ、高い出力が無ければDXは出来ないように思っている人が多いが、コンディションの悪い昨今でもまだまだDXは出来る。少なくとも、電話級で開局して10W運用をつずけていた頃のことを考えると100Wは超強力なパワーだ(実際はたいした違いではないにしても)。

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